ショートステイ
一般社団法人 merry attic
ショートステイ
(京都)
「大人の学び場になる、そんな会社を作りたいと思っています。
大人が学ぶことこそが子どもの成長につながると思うので。」
そう熱く語ってくれたのはmerry atticの上田代表。
趣味は学生時代から行っている音楽の制作。今でも趣味のバンド活動を続けているそうです。
今、主に行っている事業は大きく3つで、学童、ショートステイ、放課後子ども教室とのことです。
今日は上田さんからどんな話が聞けるのでしょうか?
全国初の試みへ【子どもたちが安心して過ごせる第三の居場所づくり】
「現在行っている、ショートステイの事業内容について教えていただけますか?」
「はい。主に孤立しがちな育児の支援をおこなっています。孤立育児とは、身体的、精神的な点において親御さんが孤立になりやすい状態のことをいいます。中々ご家庭だけではお子さんを見ることができないと感じられた際に、弊社の事業を利用していただくことが多いです。もちろん孤立育児に限らず、多忙な中で育児に疲れてしまい、一時的なお子さんの預かりを希望されるだけの方もいます。」
「仕事しながらの育児もするのはとてもハードですもんね。そういった方たちの支援にもなっているんですね。事業の特徴などについてももう少し詳しく教えていただけますか?」
「いくつかありますが、一つは、先ほど少し話をしたように、お子さんの預かりにあたって宿泊を伴うという点です。食事から宿泊まで、スタッフと共にします。そのため子どもたちとはものすごく密に接することができます。1日単位のお預かりも可能です。また、全国的には児童養護施設や乳児院の空きの居室を活用したショートステイが中心である中で、利用しやすいショートステイにするべく、一軒家を借りて、単独で行っています。これは全国初の試みになります。児童福祉法にのとって京都市から委託を受けて、連携して事業を進めている点も特徴の一つです。」
”孤立育児、育児疲れという点において、当初思っていたよりも大変な思いをしている家庭も多いとのこと。話している時の上田さんの表情からは言葉以上の重みと責任感を感じる”
「大変なこともあるかと思いますが、その熱意はどこから来るのでしょうか?」
「知ってしまったからですね、現状を。誰もやっていなかったから私がやろうと思いました。そして仲間もそれに賛同してくれるだろうなと思いました。その意味では、柔軟に人に寄り添ってくれた仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。」
家族”ぽい”仲間たち
「一緒に働くお仲間のことについても教えていただけますか?」
「まず働き方として、朝晩で働く人、日中で働く人、夜勤で働く人がいます。それぞれがすれ違う時間は引き継ぎの30分くらいなんですが、、、なんか見ていて家族みたいだなって感じるんですよね。若い子だと高校生から、50代まで本当にいろんな人がいるんですが、子どもたちと食事や添い寝をするのもあって家族っぽいなって感じるんですよね。社員とか、アルバイトとかそういう雇用形態にとらわれずに意見を言い合える点も良いなと思っています。私に対しても、高校生の子が「お父さん、これがないからなんとかしてよ」みたいな感じで笑。あとは子どもたちに対しての想いがある人が多いですね。」
”想いのある仲間、そしてなんでも言い合える家族のような関係性。それを引き出しているのは間違いなく代表の上田さんの温かさや熱い想いが土台にあるからだろう”
大人が学ぶから子どもが育つ
「そんな仲間に上田さんから伝えたいことはありますか?」
「小さくても良いから、やりたい!と思ったことにチャレンジしてほしいですね。やらずに後悔してほしくないです。それはもちろん自分自身のためにもそうなるんですが、最終的には子どもに還元されると思っています。子どもは日々そういう大人の姿を見て育つと思っているので。」
「確かにそうですよね。もう少し具体的に聞かせていただけますか?」
「例えばなんですが、子どもが何かポロッとやりたいことをつぶやいたとするじゃないですか。その時にその言葉を拾えるアンテナがあるかどうかだと思うんですよね。大人がチャレンジしないと、ついつい子どもに否定的になってしまいますが、チャレンジしていると、いいじゃんそれやってみようよ!どうしたらうまくできるかなって一緒に考えよ!って背中を押せる存在になると思うんですよね。」
”その言葉を拾えるアンテナがあるか、この言葉が深く刺さった。上田さんが子どもに接する事業をする上で、大人のチャレンジを大事にする理由がよくわかる。”
”やりたい”を実現できる働き方
「代表としてメンバーの働き方で意識されていることを教えていただけますか?」
「全部が全部とはなかないかないけど、基本的にやりたいと言ってくれたことは、その場で否定しないようにしています。先ほども話をしたように 大人がチャレンジする姿を見て子どもは育つと思っているので。あと、その人の次のステップを意識しています。今は生涯一つの企業で働くことも少なくなっているので。次にチャレンジするにしても自信を持って送り出してあげられるように、この人の履歴書にどんなことを残してあげられるだろうか、と常に考えることは意識しています。
“merry atticでの働きにとどまらず、次のステップのことまで考える上田さんの温かさを深く感じる”
「そのほかの働き方の点ではどうでしょうか?」
「育児とか、産休も取れるし、その面では働きやすい環境を作れていると思います。子どもが熱を出したときもみんなでカバーしたりしています。基本的に残業しないで済むような業務量を意識しています。また副業も許可しています。無理をしないのが大前提ですが、自分の関心のあることなどで副業することで、その人のためにもmerrry atticのためにもなると思っています。」
”話を聞くほどに、上田さんがメンバーのことを思っているのが伝わってくる”
そんなmerry atticの現場で働く人たちの声を聞いてみました。
”実際に働く現場の人の声”
実際に現場で働いている方に話を聞いてみました。
「実際に働いてみて、merry atticの良さについて教えていただけますか?」
「良い点は、スタッフが皆、夢を持っているところです。明るく前向きで、みんなとならいろんな課題をクリア出来ると思えて、ワクワクしながら働いています。また、自分のこれまでの経験がいろんな形で活かせるのも嬉しいです。難しい課題に挑戦していると思っていますが、何とかいい形にして全国に広まる手伝いをしたいなと考えています。」
”スタッフが皆、夢を持っているそういった環境で働ける大人、そしてそういった大人のもとで学ぶ子どもは幸せだろうなと感じる”
「この仕事の好きなところを教えいただけますか?」
「子ども達の成長を日々感じられるところが好きです。子どもたちは正直で、こちらの関わり方で態度が変わる為、勉強させてもらえるなと思っています。幅広い年齢の子どもたちが集まる空間の中で、自然と小学生の子たちは小さい子におもちゃの遊び方を教えてあげたり、寝かしつけをしてくれたり、小さい子達はお兄さん・お姉さんを見て「あんな風になりたい!と食事や着替えを自分で頑張ってみたり…こういった心温まる触れ合いや成長が、朝から寝るまでの1日を通して、たくさん出会うことができる素敵な場所だと感じています。」
【今回の募集ポジションについて】
◎今回は正社員、アルバイト両方を募集しています。
「まずは、正社員募集のお話しからお聞きしたいと思います。どんな方が向いているか教えていただけますか?」
「社員の方に関しては起業家精神のある人が向いているかなと思っています。責任者の立場になるので、これから独立したい人にはプラスになると思います。色々な経験が積めるので、将来独立しなくても、自分の力にはなると思います。子どもとの関わりももちろんですが、行政や地域との関わり、職員のマネジメントなど、会社を運営していく上で必要なスキルを身につけることができます。マルチタスクをお願いすることになるので、自身の学びの蓄積になると思います。」
「逆にこんなところが大変という点を教えていただけますか?」
「チームづくりやマネジメントという点では、大変なこともあるかなと思います。色々なメンバーが色々な時間帯で働いているので。そういった意味ではやりがいもあると思いますが、大変な点もあると思います」
「アルバイトの人はどんな人が向いていると思いますか?」
「子どもの居場所づくりに関心のある方が良いのではないかと思います。多様な年代の子たちがいるので、そういった子たちの成長を見守ったり、支援したりしたいという方に来ていただけたら嬉しいです。」
ありがとうございました。働く大人とそこで育つ子どもたちのことを真に考える上田さんが代表を務めるmerry atticで共に働きたい方は、ぜひ以下の連絡先よりご応募ください。
メールアドレス:support@merry.or.jp
メールの際は件名に「人と仕事」の教育メディアを見ましたとお書きください。
求人について
勤務場所 | 京都 京都市 京都市伏見区深草野手町11−11 京阪本線 龍谷大前深草駅より徒歩2分 JR稲荷駅より徒歩7分 |
待遇 | 月給200,000〜250,000円(正社員) 時給950円(アルバイト) 経験や資格によって応相談。 交通費は別途支給(月上限2万円) |
勤務日程 | 随時勤務(勤務期間:1年以上の長期) 勤務開始時期は随時もしくは、2023年4月からを予定しています。(応相談) |