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「愛」あふれるメンバーと共に
人類全員にスポットライトを。
一般社団法人 lightful
代表:田中あゆみ

周りが勉強する浪人時代に起業へ踏み切ったわけ

「愛」という言葉をインタビュー中に何度も言葉にしていたのは田中代表。
なんと浪人時代に起業を決意したとのこと。今日は田中さんからどんな話が聞けるのでしょうか。

「浪人中に起業しようと思った理由はなんでしょうか?」

「浪人中に、今まであまりしてこなかった”勉強”に真剣に取り組んでみました。そうしたら、思っていたよりも成績が上がったんですが、すればするほど勉強に対する違和感が強くなってしまいました。できたけどなんか違うなと思って、、。正解のある問題に向き合うよりもまだ見ぬ、わからないことや答えがないことを探し求めて自分のやりたいことをやる、そういった方が自分にあっているなと感じました。」

浪人中に起業をするという、周りとは違う行動を取ることは非常に勇気のいることであっただろう。柔らかい雰囲気の中に彼女の力強さを感じる。それと同時に自分自身の学生時代を振り返って虚しさを感じた。

私たちの学校って特殊だったの!?が原体験に

「起業する上で、学校教育に焦点を当てたのは何か理由があったんですか?」

「学校教育には元々関心がありました。人が変わる瞬間とか、落ち込む瞬間も含めて、人が好きなんだなと思っていました。決定的になったのは、違う高校の子に会って話を聞いてからです。私が当時通っていた学校は、問題発見と課題解決をしたり、起業家プログラムがあったりしたんですが、他の学校ではあまり取り組んでいないということを知り、自分達は恵まれていたんだなと感じました。両親や周りの環境にも感謝しています。」

とても共感した。子どもの頃にどんな教育を受けるかで人生は変わるということを改めて感じた。

先生たちに違和感を大事にしてほしい

「今、行っている事業を教えてください。」

「教育に関する事業をいくつか行っていますが今、特に力を入れている事業は次世代教員養成プログラム「TEST」課題解決型教員研修「LEAMP」という2つの事業になります。」

※詳しくはHPをご覧ください。

「TESTについて教えてください。」

「TESTは、教員・教育業界を志望する学生向けの次世代教員養成プログラムです。このプログラムの大きな特徴は、学校で実際に働いてみて感じた違和感やできなかったことを持ち帰ってみんなで話す場があるという点です。もちろん良い点についても話し合いますが、違和感に感じたことやできなかったことなど、中々周りと共有しづらい点について、プログラムの中で取り上げて話をする機会を設けます。対話や振り返りを通して、次に活かすというサイクルを通して学びを深めています。実際にTESTを受けて教員になった人の中には、こういった違和感を持ち続けるということを大事にして、現場で日々仕事に向き合っているという話も聞きました。」

「違和感。確かに大事ですよね。教員という職業は忙しいこともあって、自分の違和感をスルーしてしまうこともありますもんね。最近、LEAMPという事業をリリースされたかと思いますが、LEAMPはそういった課題感から生まれた事業なんですか?」

「はい。違和感を持ってもどうすることもできなかったり、行動したら周りとの関係がギクシャクしてしまったりすることってあると思うんですよね、、、それではよくないなと思いました。根回しじゃないですが、適切に周りの方と関係を築きながら、学校の当たり前に違和感を持ってアプローチできる。そんな人たちを育てるプログラムになっています。」

根回し。一番苦手だったな、、、笑
周りとの関係性も含めて再考していくLEAMP、私が教員だった時に受けたかったなと感じた。

これまでの苦労

「事業を進めていく中で苦労したことを教えてください。」

「今もそうなんですが、自分の会社をどうやって存続させていくかはすごく悩んでいます。周りに経営者が多くて、資金調達とか、事業拡大とか、こういう話を聞くと羨ましいなという気持ちは正直あります。経営していく上では、お金に関することから目を背けることはできないので。ただ、例えばお金を投資してもらうと、自分自身の思いのある事業から遠ざかってしまうのも事実だと思っています。そういった中でどのように経営をしていくのかということは常に考えています。」

「お金と想いといったところで悩みがあるんですね。」

「そうですね。ただ、5年目にしてようやく学校教育という領域で、マネタイズしながら戦略を練ることに注力出来ている感覚があります。これは私の中でかなり大きな成果だなと感じていて、少しずつですが自分の目指している組織を作れている気がします。」「それが出来ているのは、普通とは少し異なる私のやり方に着いてきてくれている仲間のおかげなのかなと思っていて、彼ら、彼女らに出会えたことが自分にとって何より幸せなことです。」

「もちろん一緒に働いていくとメンバーがlightfulから離れていってしまうこともあり、寂しいと感じていた時期もあったけれど、今はその人の人生の中にlightfulが存在してたらそれでいいなと思えています。最近は、一度離れたメンバーが戻ってきてくれることもあり、各々が各々の関わり方で携わってくれて、組織ができあがっている感覚があるので嬉しいです。」

lightfulは愛でできている

「先ほど仲間という話がありましたが、そんな仲間に伝えたいことはありますか?」

「絶対に叶えたい社会を作ろうねって伝えたいです。ゆっくり進んでいるように見えるし、傍から見ると実際にゆっくりした歩みだと思っています。でも、確実に社会を変えるきっかけをつくれていると、胸を張って言えるので、共に歩んでいけたらと思っています。」

「仲間に対する愛がとまらない様子。こんな素敵な代表のもとで働けたら幸せだなと感じた」

「愛」あふれるメンバーと共に、スポットライトを

「最後にここが「他の会社とは大きく違う!!」という点について教えてください。」

「愛ですかね。言葉にすると安っぽくなってしまうんですが、みんながみんなのことを思っている組織だなということを強く感じています。私自身も関わってくれた人みんなが好きで、それがメンバーにも伝わっていて、だから会社がここまで続いているのかなと思います。これからも愛を持ってやっていきたいと思っています。考えていると泣けるくらいみんなのことが好きなんですよね、、。

特に仲間の話で熱く語る代表の田中さん。聞いているこちらまで泣きそうになった。教育界をより良くしたいと願う、同志として、これからも田中さんと一緒にできることがあれば嬉しいなと感じた。愛を持ったメンバーたちとのチャレンジはまだまだ続いていくのでしょう。

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